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市長メッセージ「創」令和7年5月号別府100年宣言

2025年4月25日追加

真にナショナルなものは、インターナショナルである。

次の100年を展望したとき、「このまちの新しいかたち」は、これまで「このまち」になかった発想で構築されなければならない。

われわれは、歴史の転換期にあって現在及び未来の別府人(べっぷびと)の幸せのために「勇気ある決断」を下すことを躊躇(ちゅうちょ)せず、果敢に未来に挑んでいかなければならない。

われわれは、このまちが次の100年においても持続可能で先駆的な国際観光温泉文化都市であり続けるために、新たな魅力を開拓するプロジェクトに挑み、行動することを世界に向けて表明する。

歴史の(こえ)に耳を澄まし、このまちの歴史・伝統・文化を新たな視点で磨くことが100年後の未来を切り拓く産業を創造し、ひとびとの暮らしの(かて)となり、このまちがより豊かに成長する礎となる。

このまちの歴史・伝統・文化・自然・景観・食などの別府の「誇り」と温泉の効用を統合し、別府の「強み」を最大限に発揮させる新湯治・ウェルネスの産業化は、このまちをひとびとが生き生きとした人生を送ることができる「幸せ(well-being)とウェルネスのまち」に変貌させるとともに、国内外から訪れる旅人にこのまちでしか味わうことができない特別な体験を提供する「日本のあたらしい観光のかたち」を創造する挑戦である。

嵐に見舞われ、眠れぬ日々を過ごすこともあるやもしれない。危機において、われわれは、正確にまちがってはならない。正確にまちがうより漠然とであれ正しくあらねばならない。

われわれは、ひとびとが苦境に立たされたときこそ、ひとをまもり、まちをまもり、さまざまな境遇にあるひとびとと共に生きることを決意する。

凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。

常に先に目を向けよ。今年の巣に去年(こぞ)の鳥は()らぬものなればなり。

100年後に向けて幕は切って落とされた。

「風」に向かって挑戦する情熱と志がある限り、「このまち」はなお成長し、発展していくにちがいない。

いま、かつて誰も航海したことのない100年後の未来の海に向かって舵を切る時。

新湯治・ウェルネスを始めとする数々の政策を実現し、このまちが潤い、現在及び未来の別府人(べっぷびと)が幸せ (well-being)を実感し、このまちが「世界に冠たる別府」になるその日まで、この宣言(ものがたり)は未完である。

令和7年(2025年)3月30日 別府市長 長野 恭紘

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