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RSウイルス感染症

2024年12月5日追加

RSウイルス感染症は呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子どもがRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。

また、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある高齢者は、感染によって症状が悪化する場合があるので注意が必要です。

特に夏に感染者が増加する傾向にあります。

感染経路

感染経路は感染者の咳の飛沫を吸い込んだり(飛沫感染)、感染者の咳・唾がついたものと接触すること(接触感染)によるものです。

予防のために

  1. 外出後や感染者と接した後は石けんと流水で手洗いをしましょう。
  2. 感染者とのタオルの共有は避けましょう。
  3. 周りに感染者がいる場合はマスクを使用しましょう。
  4. 感染者が日常的に触れるものはこまめにアルコール等で消毒しましょう。

症状

通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進みます。

初めて感染した子どもの約7割は、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難などが出現します。重篤な合併症としては、無呼吸発作、急性脳症等があります。生後1か月未満の子どもがRSウイルスに感染した場合は、非定型的な症状を表すために診断が困難な場合があり、また突然死に繋がる無呼吸発作を起こすことがあります。

症状がある方は

  1. 咳が長引くなどの症状がある時は、早めに医療機関を受診し休養につとめましょう。
  2. マスクを着用するなど咳エチケット※をこころがけましょう。
  3. 熱が下がるまでなるべく他の家族と離れた部屋で過ごしましょう。

咳エチケット

  1. 咳やくしゃみをするときは他人に向けて発せず、ハンカチやティッシュで口を覆う。
  2. 咳やくしゃみのあるときは、できるだけマスクをする。
  3. 咳やくしゃみを受けとめたときは、すぐに手を洗う。

予防接種

60歳以上を対象としたワクチンと、生まれてくる子どもの感染予防を目的に妊婦さんが妊娠中に接種するワクチンがあります。

どちらも任意接種(予防接種法に基づかないもの。全額自己負担)です。接種のご相談や接種料金は医師へご相談ください。

お問い合わせ

健康推進課 感染症対策係

〒874-8511 別府市上野口町1番15号 (市庁舎GF)

電話:0977-21-2188

Eメール:hpd-hw@city.beppu.lg.jp

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